印刷用語集
Word印刷関連の言葉は専門用語が多くてなんだかよく分からない。という事が多いと思います。
そこで、良く使われる専門用語をまとめてみました。
是非、ご参考にしてください。
新着の印刷用語
- 製版
- 刷版を製作する為に必要なフィルムを作成する事。
最近はCTPの普及もあり、フィルムを出して版を作成する事がほとんど無くなっている。
- 解像度
- スキャナーなどのデジタル画像のきめ細かさの事。一般的には印刷用は350dpi。
HP用には72dpi。印刷用の方が高い解像度が必要になります。
- 活版印刷
- 活字を組み並べて作った版で印刷する事。デジタル化が進む中でその需要が縮小しているが、
近年その独特な印刷を好む人も多く、ハガキ・名刺を活版印刷で作成という事例も多くある。
- カラーチャート
- キイロ・マゼンタ・シアン・スミの各色を、いろんなパターンで掛け合わせて作った色を、分かり易く並べたチャート表。
- 感圧紙
- 書いた文字が下の紙に複写される用紙の事。特殊な染料が紙に塗布されています。
- 観音折り
- リーフレットなどで良く使われる折り加工。観音開きと同じ開き方をする事が名前の由来となります。
- カンプ
- デザイナーが広告やカタログをデザインした物をを出力した用紙。
- 金箔
- 表紙などに金を箔押し、文様や文字を表します。主に表紙オモテ面のタイトルなどに使用。
- 化粧裁ち
- 印刷・製本後に仕上り寸法に断裁すること。四方断ち。
- 毛抜き合わせ
- 異なった色で刷る絵柄や文字を、重ねず隙間もあけずにぴったりとつけて並べる技術。
髪の毛一本の隙間もなくぴったし合わせる職人技が名前の由来となります。
- 下板
- 確認を全て終えた印刷用のフィルムやデータの版(ハンコ)を作る作業に入る事。
- 見当合わせ
- 2色以上の印刷においては各色版の刷り込み位置を合わせる事。
1色印刷においては表裏の用紙刷り込み位置を合わせる事。
- 校正
- 印刷物を印刷する前の段階で、誤りや不備などがあるか確認し訂正する事。
1回目の校正を初校。2回目の校正を2校。と回数を頭に付けて言ったりします。
- 校了
- お客様・印刷会社の双方で、印刷前の校正確認を全て完了し、修正箇所がなくなった状態の事。
- コート紙
- アート紙よりも光沢が抑えられた用紙。チラシ・パンフレットなど、多方面で使われている人気の用紙である。
- アウトラインフォント
- 文字の形状をその輪郭線により定義されたフォント。一般的に文字化けなどを防ぐ為、最後に印刷データのアウトラインを行う。
- 青焼き
- 印刷直前のフィルムから複写した校正紙。
金額も安価であった為、以前はよく使われていたが、最近はプリンターの性能も上がり、あまり使用されていない。
- 赤字
- 校正紙に書き込まれてある訂正文字の事。印刷業界では頻繁に使われる言葉の一つ。
- アジロ綴じ(とじ)
- 印刷物を製本する時、背側部分に切れ目を入れ接着剤で固定する方式。
切れ目部分から接着剤が浸透するので接着強度が強い。類似語は無線綴じ。
- アート紙
- 光沢のあるコート紙の一種で、高級印刷用に多く使用される。